黙祷

本日の解剖学は骨学実習(脊椎・胸郭・上肢帯・上肢)。骨箱を出して、黙祷をし、任意の骨二つを2つ以上の方向からスケッチする。組織学実習と異なり顕微鏡を覗かなくていいのは助かるが、骨は立体なので、スケッチにもそれなりの立体感が要求される。私が描いたのは

  • 尺骨 Ulna
  • 環椎 Atlas
    • 第一頸椎のこと


であるが、どうにも影の付け方がわからない。まあ、上手に描こうとするとどうせ失敗するので思い切り時間をかけて丁寧に描いてやれ、とおもって骨とにらめっこしていると、なぜか終業時間前に終わる。よかった。


ちなみに我々の班の骨箱に入っていた骨格標本は、80歳の女性の御遺骨から作成したものであったのだが、「骨粗鬆症でぼろぼろなのではないか」、「骨が曲がってしまっているのではないか」といった班員の予想に反して骨はしっかりとしていた。


宮崎は魚がおいしい。