黎明

夜はとって返してくし・あげ・どころはん亭(根津)にてid:Sengoku氏、T氏、id:jilin君と「21世紀漢方医学のターニングポイント」(T氏)となる会談。密室にての会談であったが、密談ではないよ。既存のパラダイムをちょっと変えたいだけです。さもないと、…

正襟

伊藤良『中医学版家庭の医学』(法研, 1996)という本を探していて、絶版であることがいよいよ確認されたので意気消沈し、ああこれは神保町を巡って足を棒にする覚悟で、などと思っていたらば同じ著者の『中医処方解説』(医歯薬出版, 1982)なる本の序文に…

湿邪

梅雨前線が九州にのっぺりと停滞しているため、本来ならば頭痛がしたり眠気がしたりするところだが、 本日の私、頗る快調 なぜだろう。やはり前もって3日ほど五苓散を飲んでいたのが良かったのか、それとも、飲んでいた五苓散を切らしたので昨日から飲み始め…

遠征

熊本よりただ今帰投。今回の遠征は 「第7回熊本漢方医学セミナー」 聴講のため。我々のお師匠さんのお師匠さんにあたり、日頃から何くれとなくお世話になっている公立菊池養生園診療所の吉冨誠先生がお話になるとのことで、万難排した4名が16:30に我が校を出…

梯子

朝10:00より、K大学医学部第一講義室*1にて、我が校とK大の漢方研による第一回合同勉強会開催。大変有意義な会であった。 昨日のshincoさんの書き込みに具体的に答えると、 日本漢方(和漢)は症状に合わせて手軽に使えるが 中医学の理論的背景がないままに …

応援

我が盟友K大の皆さんと、日本漢方と中医学の違い・中医学をこそ選ぶべき理由・中医学を学ぶにあたっての注意、の3点について天文館の喫茶店山茶花にて懇談。K大の漢方研ではとうとう 中医学分科会 が発足したので、その応援をしに来ているのである。明日は10…

企画

我が校の文化祭である「清花祭*1」における漢方企画のミーティングに参加するため、20:00に学校へ。誰もいないかと思ったら結構人がいて、なんのためにあるかわからない大きな鏡の前でダンスの練習をしていたり、新入生とおぼしき青年が図書館から追い出され…

火種

韓国における洋方vs.韓方(西洋医vs.漢方医)論争について。 ことの発端は、漢方医側が制作した「風邪の治療は漢方で」というポスターで、西洋医側はこれに対し大韓内科学会および大韓小児科学会がそれぞれ、「漢方薬は効果が薄く危険」、「子供に漢方を使う…

感気

阿蘇シンポジウム二日目。今日の講義は 方薬合編について(韓医師・孟原模先生) 葛根湯に関する考察(医師・安井廣迪先生) 臓腑相通について(韓医師・李秀眞先生) 症例発表(医師・加島雅之先生) 半夏厚朴湯が著効を示した喘鳴と腹満の一例 救急現場における漢…