育成

思い出すのはこんな顔:津末英明

小笠原、FA条件重視なら移籍か
北海道新聞 がんばれファイターズ欄)

日本ハム小笠原道大内野手フリーエージェント(FA)権を行使することになった。他球団が獲得に乗り出すのは確実で、小笠原が条件面で判断した場合は移籍することが濃厚だ。


小笠原の獲得には、すでに巨人と中日が意欲を示している。残留を望む日本ハムを含めた3球団との交渉となりそうで、年俸や契約などの条件面での争いでは資金力のある巨人が有利だ。


日本ハムは3日に小笠原と交渉し、今季年俸の3億8000万円を大きく上回る額での複数年契約を提示して慰留したが、合意には至らなかった。日本ハム首脳は「他球団の動向をみて、条件を引き上げることはしない」と、条件面での駆け引きはしない方針を打ち出している。


巨人は日本ハムを上回る条件を提示することが予想される。FAで小久保裕紀内野手*1の流出が濃厚な巨人にとっては、主軸を任すことのできる内野手の獲得が最重要課題。小笠原の自宅が千葉県内にあり、ホームグラウンドが、北海道に移転するまで慣れ親しんだ東京ドームであることも有利に働きそうだ。


中日も日本ハム同様に巨人を上回る条件提示は難しそうだが、落合監督と小笠原の師弟関係が強みだ。落合監督が現役最後に所属した日本ハム時代に小笠原が入団。落合は当時から小笠原の打撃センスに一目置き、小笠原も尊敬する打者として慕ってきた経緯がある。


小笠原は、2004年の北海道移転から球団の顔として尽力し、今季、44年ぶりに日本一に輝いた日本ハムに愛着があるのは確かだ。ただ、プロ野球選手である以上、FA権を使って一番高く評価してくれる球団でプレーしたいと思うのも当然の権利であることは間違いない*2。(山田 智)

ゆけ!小笠原



我がファイターズの育成力を世に知らしめるのだ。生え抜きは適当に追い出しておいてから*3札ビラ切って買い物するしか能がない球団に移籍してみて初めて、ふるさとの良さがわかろうというもの。


しばらくしたら戻っていらっしゃい。

*1:結局何しに東京まで来たのだろうか

*2:つまり、ファイターズファンは選手の幸せもきちんと考えるのである

*3:仁志横浜へ移籍、とかね