老鼠
私はカエル手*1である。あまりひどくて、長電話などしたら腕の内側にツーッと汗が垂れてくるほどである。だから私は電話はあまり好きではない*2。留守番電話も好きではないが、これはまた別の理由によるもので、残念ながら今はその話でない。
さて、カエル手の悩みといえばいま挙げた「長電話中汗垂吃驚」の他に、
- 人と手をつなぎづらい
- 本が瞬く間にダメになる
- 写真をうかつにさわれない
- ウェイター・ウェイトレスに向かない
- テストの解答用紙がふにゃふにゃになる
- 冬など素手でいると、気化熱で予想以上に寒い
など様々であるが*3、このところ全く悩まされていたのが
トラックパッドがいうことをきかない
私は自他共に認めるノートパソコン党なので、所謂ポインティング・ディヴァイスにマウスを久しく使わない。あまり好きじゃないのである。だって、コードがクネクネしてるんだもの。机の上のエントロピーをこれ以上増大させるのはいやだ。ヒトではなく人間として、エントロピーの増大を食い止める方向で日々を過ごしたい*4。
今まで使ってきたノートパソコンには様々なポインティング・ディヴァイスがついていた。
- 大変使いやすかった
- ホストファーザーのパソコンをいじりすぎて怒られた
- 今ではほぼ全てのノートパソコンに搭載
とまあ、歴史はどんどん使いやすい方に動いているように見えるが、ただ一つトラックパッドには難点がある。ちょっと引用。
(PowerBook 5xxシリーズについて)
また初期に製造されたもののなかには汚れや水分,温度変化に極端に弱いものもあったようですが,「カーソル飛び(指を放すあるいは触れる瞬間にアチコチにカーソルが飛んでしまうこと)」の原因は,指先からの脂や水分,低温時の表面結露などによる感圧素子の抵抗値の乱れが原因です.もちろんきちんと手入れをしていれば,未然に防ぐことはできます.
POWERBOOK ARMYより抜粋
カーソル飛び。カエル手の私にはこれが致命傷であったのだ。だって原因が「指先からの脂や水分」だもの。私の指先には脂か水分しかない。
さて、メールをチェックしようかな、と思ってドックのメーラアイコンをクリックしようとすると、いきなりKeynoteが立ち上がったりする。ひどいときには、Adobe Illustratorが立ち上がっちゃって、しばらく待たされたりする。咄嗟にトラックパッドを拭こうとして、シャツの裾を引っ張り出してボタンが取れる。思わず息が詰まり、肩は凝り、心拍数も血圧も上昇してしまうほど、イライラキリキリ、キー。
そこで、昨日町田へ行く機会があったのをいいことに。
Logicool MCO-50RD コードレス オプティカルマウス for Notebook
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2003/11/14
- メディア: Personal Computers
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購入。これなら
- コードもクネクネしない
- カーソル飛びなど、もちろんしない
いやあ、満足満足。仕事もはかどる。ただし、for Notebookという割には、ちとでかいが。