休日

昨日に引き続き、GEOにいって映画を借りてきた。思うに、私は今まで「休日の正しい過ごし方」とされているものをやってこなかったようである。つまり、レンタルビデオ(DVDだけどね)を借りて見る、とか、何もしないで家にいる、とか。じゃあ今まで一体何をやってきたんだろう?休みの日。多分人と会ってたな。本屋に行ったり喫茶店に行ったりもしたな。でも、そんなに長い時間お店で一人でいるってことはなかったはず。人と会ってたんだ、やっぱり。別に今会う人がいないわけじゃないよ。ただ、学校のみんなとは離れて住んでるし(といっても宮崎感覚でですが)、そうするとやはり人は近場の人と遊ぶわけで、私には近場の人がいない。まだ都市の感覚なのかなあ。そういうわけで引っ越しをもくろんでいるのですが、どうやら1年半後になりそうです。それとも別のアパート探すか?荷物の少ないうちに。


とにかく、何もしないというのは決して苦痛ではないとわかる。今まではやはり(端から見てて何もしてないように見えても)「何かしよう」という観念があったのでしょうね。で、外へ出れば何かやる事があったしね。ここじゃ別に何かする事はない。あるとしてもお金がかかる。東京にいるのと同じような事をしようとすれば東京にいるよりかかるね。そんな金はない。


後もう一つは、テレビが事実上1局しか見られないという我が家の環境にあると思われます。宮崎には


NHK総合(第8チャンネル)
NHK教育(第12チャンネル)
MRT(宮崎唯一のVHF局・第10チャンネル)
UMK(宮崎唯一のUHF局・第6チャンネル)


の4つしかテレビ局がなく、私の家ではUMKしか映らない。で、そのUMKは基本的にフジ系列なのだが、


朝は「めざましテレビ
昼は「ANNニュース」
夜は「きょうの出来事


をやるという無節操ぶり。そういえばFNNで27時間テレビをやったときには、明石家さんまのコーナーがまるで放送事故であるかのように切りかわって「きょうの出来事」がはじまったなあ。あれにはびっくりした。


で、その頼みの綱のUMKが午後九時から「ナースのお仕事」の映画版かなにかをやりだして、チャンネルを変えようと思ってすぐに自分のおかれている状況に気づき、GEOに向かったというわけだ。で、ジム・キャリーの「トゥルーマン・ショー」を借りてきて見たのだが、期待したほどではなかった。1998年夏の映画で、コンセプトは面白いのでずっと見てみようと思っていたのだが、私は全く映画を見ない。今回やっと見てみたら、コンセプトの割に筋立てが甘いなと感じた。やはりアメリカの映画はああでなきゃ売れないのかしらん。失望する、というほどではないけど、別にジム・キャリーが好きなわけでもないし。昨日見た「家族ゲーム」の方がよっぽど面白かった。宮川一朗太に栄光あれ。


今度は他のビデオ屋に行ってみよう。何せGEOにはモンティ・パイソンがおいてないので、あまり信用できない。今度は南バイパスのBONに行ってみよう。明日行ってみよう。


トゥルーマン・ショー [DVD]

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