鈍器
昨日は部活の飲み会。顧問H教授に「最近疲れがとれません」というと
血液検査しなさい
と言われる。教授の専門は肝臓。専門は肝臓だが、医学教育改革推進センターの教授である。大学病院ではなく、市内の内科を紹介してもらう。
疲れがとれないので寝過ごして病院に行けなかった。患者さんって大変ですね。具合が悪いのに病院まで来ている。
宮崎県は広いが大学病院は一つしかない。患者さんは5分診察のために5時に起きたりしている。慶應病院に行こうとして総武線で寝過ごしても東京医科歯科大学病院に着く東京とは大違いである。
人の飲み会の足をした帰りにネオンに誘われてびっくりドンキーにはいる。びっくりドンキーのくせに客がズラリと並んでいる。びっくりドンキーと言えばガラガラの待合室で食べ疲れた子供がキャーキャー走り回っているものだとばかり思っていた。覚悟して並ぶと、一分もたたないうちに呼ばれた。一人客だからとはいえ速すぎる。
ハンバーグとご飯とサラダが木のお皿に乗った何とかプレートを注文する。予想通り、昼まで寝ている私*2に忙しい母が作って食卓に用意しておくようなものが出てくる。母との違いは、上に新聞紙が被せてないことと新聞紙の上にメモ書きがないことである。
トイレに行くと待ちくたびれた子供が創作ダンスをしていた。正しい。座ると目の前に鏡があって、用を足す自分の姿がまるみえになる。ある意味正しい。ふと横に目をやると、壁に「このトイレには雨水を使用しています」と書いたプレートが貼ってある。
席に戻るとコーヒーが飲みたくなったので頼む。コーヒー、というメニューはなく、カフェドンキーナまたはマイルドドンキーナというらしい。口に出していうのか、これを。などと考えていたら、緊張していざ注文の時に「マイルドドンキーナくださいっ!」と大声を出してしまって大変恥ずかしい。
マイルドドンキーナがおいしくないので残して帰ってくる。