調剤
風邪を引いてしまいました。ノドや鼻の症状はなく、ひたすら肩こりと頭痛、頸から上の熱感があって、そして下痢気味。昨日から今日まで14時間寝ても治りません。そこで傷寒論をひっくり返して、
太陽病、項背強几几、無汗、悪風、葛根湯主之。
なるほど。昼休みに部室を大捜索の上鍵を探してキャビネットを開け、カネボウ葛根湯エキス錠を4錠飲んでみました。ホントはすぐに寝た方がいいのですが、次の時間は薬理学特別講義。
寝てしまいました
目覚めスッキリ、肩こりスッキリ。熱感はだいぶ治まり、今晩一晩寝ればもう治るでしょう。
いやあ、効くなあ、漢方。
と、具合が良くなったところでふと思い立って初めての丸薬作りをしてみることにしました。作るのは桂枝茯苓丸。
材料
桂枝・茯苓・桃仁・牡丹皮・ 赤芍 各等分
蜂蜜 生薬と同量作り方
○蜂蜜を熱して溶かす
○生薬をすべて末にする
○混ぜてこねる
○一回分2gになるように切り分け、丸める
同量でやるとベタベタするので、蜂蜜はもしかしたら少し減らした方がいいかもしれません。ゆるくなったら丸薬をなるべく小さくするとまとまります。
私はゆるくしてしまったので、いま桂枝茯苓丸の素は冷凍庫でお休み中です。