三次
昨日より鹿児島を訪問、一晩id:jilin君宅にお世話になり、今日はマスターズリーグ札幌アンビシャスvs.福岡ドンタクズの試合を見て参りました。札幌所属の萩原康弘氏*1は行きつけの目白・Cafe HAGIオーナーマスターなのです。
両先発は札幌・津野浩(日本ハムファイターズ)、福岡・武田一浩(日本ハムファイターズ)。試合は札幌が4-3で勝利。両チームなぜか日本ハムの選手が多くてわたしは大満足いたしました。
さて。
初日の晩にテレビをがちゃがちゃやっていると「朝まで生テレビ」放映中。こんな番組まだやっていたのか、と思いながら見ていると、お題はどうやらいじめ自殺問題のようです。思うことあり記事にしようと思っていたのですが、id:jilin君に先を越されたのでそのまま引用しましょう。意見は一致しております。
往々にして不毛な議論で終わることの多いこの番組だが、今回特に無意味な議論に終始した原因は、
パネラーに塾関係者がいない
ことに尽きる。今回の議論では「塾は目的がはっきりしていますから」という一言で片付けられてしまっているこの塾という場が、子供達にとってどれだけ大きな位置を占めているかを、議員も評論家も公教育関係者も全くわかっていない。子供が帰るのが遅くなるのは、塾が返さないのではなく、子供達が帰りたがらないのである。彼らは話を聞いてくれる大人がどこにいるかを本能的に察知しているのだ。
「教育者=聖職者」という幻想と「教育者=労働者」という自己防衛で雁字搦めになっている公教育がサービス業たる自覚も無しに幅を利かせているうちは何も変わらないだろう。
クラークの産業分類
教育は「非物質的な生産業、配分業」ですから第三次産業に分類されます。つまり公的なサービス業です。警察だって消防だって公共サービスですから、警察学校や消防学校のようなしくみで教師を育ててみてはどうでしょうか。ヒト一人育てるのにはそれなりの覚悟と技術とサービス精神が必要なはずですし、警察や消防と同じく教育も人の命を預かる職業です。
納税者の皆さん。
税金の使い方についてもう少し考えてみませんか、あなた自身の責任で。
*1:読売ー広島ーヤクルト