公民
韓国語学ぶぞ、と言うだけ言って一年経ってしまった反省から*1、今回の向学心には縛りをつけることにしました。教室に通うのです。
でも、NOVAとかECCとかに通うお金はないです。かといって暇をもてあまして習い事をするわけではなく、理由はいくつかあるのでそれなりにキチンとした形で学びたいのです。うむ、困った。
というわけで、ネットで検索をかけて大学の講座を探すことにしました。
もう15年も前、慶応義塾外国語学校というところで英語を学んでいたことがあり、そのクラスには主婦だの長距離トラックの運転手だのいろんな人がいて、高校生私は少なからぬ刺激を受けていました。運転手のお兄さんの「星空の東北道は銀河鉄道の夜だ」というフレーズは忘れがたい想い出となっています*2。
そんな感じの何かがあればいいな、と思っていたのですが、開講しているのは宮崎公立大学ただ一校。しかも、上級クラスしかないらしく、
上級
授業は韓国語で行い、韓国の文化、習慣、歴史や政治経済などに関心をもちながら、話し方を勉強する。教材を用いた文法などの学習のほか、受講生の発表や韓国のことわざを知るなど、中身の濃い講座内容。
濃すぎます
仕方ないのでキーワードを変えて更に検索を続けること一時間、とうとう見つけたのが
公民館講座 韓国語入門
会話だけでなく、韓国の風俗習慣にも触れていきたい。
イイネ!教える側が「触れていきたい」というこの控えめな意思表示。これぞ「カナダラマ」*3の次の「オソ、オセヨ」*4やら「ファンジョンハヌンゴッスン、オディイムニカ?」*5や「テクシタヌンゴッスン、オディイエヨ?」*6から一歩も進まない私のレベルにピッタリです。開講時間が19:30-21:30の2時間とたっぷりなのも嬉しいし、開講場所はうちからはちょっと遠い檍公民館。この難読漢字もやる気を起こさせます*7。
ということで自分の中で勝手に話は決まり、問い合わせてみるとテキスト代1680円しかかからないとのこと。公民権を行使するのは楽しいですね。そしてこのネット時代・個人情報保護法の時代になんと申し込みは往復ハガキ。奥ゆかしいんだか開けっぴろげなんだか分かりません。
そのハガキを書き終えて、いま少しうきうきしているところであります。