食品
お金を下ろしに郵便局へ。「週にコミコミ一万円以下で暮らす」生活を心がけているので、一万円ずつ毎週日曜日におろすことにしている。自炊を始めるまでは食費だけで週に一万円を超えている時の方が多かったが、自炊を始めてからは教科書や白衣、文房具などの書籍代・雑費を含めても週に一万円行かないことが多い。自炊の経済効果恐るべし。
というより、きちんと利ざやを計算しておかなければどんな産業も成り立つはずがないので、外食をするとそれだけのお金を払わされていることに気づく。500円の定食なんてたぶん食品原価100円切ってるわけだ。
で、このところ三分づきの米を食べたり自分で野菜と肉を炒めたり煮込んだり、干物を焼いたり日本茶を飲んだりという生活をしていたので、久しぶりに外食、それもとびきりジャンクなハンバーガーでも食してみるか、と思い立ち、ロッテリアに入って「半熟卵のテリヤキバーガー・ポテトM・ホットコーヒー」のセットを食べてみた。
まあ、味はどうということはないのだが、まず、濃い。自然食主義者の本を読むと、よく
「外食産業はあなたに習慣性をつけるために砂糖・塩・その他の添加物で食物を食品に変えてしまいます(翻訳調)」
などと書いてあり、ホントかしらねえ、と思っていたのだが、ホントなのである。味が濃いから飲み物を頼む。口の中にその味の余韻が残って、もう一つ食べたくなる。映画「スーパーサイズ・ミー」を見るまでもなく、どうやらジャンクフードには習慣性が確実にあるらしい。
食べ終わって、ショッピングセンターに併設されているダイエーには目もくれず*1、別のスーパーに向かおうと自転車にまたがったあたりから、頭痛と目眩がしてきた。
即効性である。美川憲一は、サソリの毒はあとで効く、と我々に教えてくれた功労者であるが、ジャンクフードの毒はすぐに効くのよ、だ。
這々の体で家にたどり着くと、枕元にあったこの本が目に入った。
- 作者: キャロルサイモンタッチ,Carol Simontacchi,脇山真木
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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ずっと前に買って、一年前に読んだ本だが、その内容を本日やっと体感。体で覚える正しい食生活、ということですな。
もう金輪際、めまいといったら「米・こめ・米*2」に限ることにしよう。