特別
今日の表題は、EZweb毎日新聞からとったものではありません。二・二六事件の間違いでもありません。
1947年、台湾で起きた事件のことです。詳しくは、台北二二八紀念館(中国語)をご覧ください。
簡単な説明をちょっと引用してみましょう。
二二八事件
一九四七年二月二十八日、台北市内でヤミたばこを販売していた本省人(以前から台湾に住む台湾人)の老婆が、外省人(戦後、大陸から渡ってきた台湾人)の政府取締官に取り押さえられ暴行を受けたのをきっかけに、本省人の外省人に対する抗議行動が台湾全土に起こり、政府が軍隊を出動して本省人を鎮圧する事件に発展した。これが二二八事件と言われるもので、これが後に本省人と外省人の感情的な対立を生むきっかけとなった。
(中華民国・台湾ホームページの中華週報より抜粋)
これを皮切りに、各地で本省人に対する弾圧が繰り広げられ、本省人知識階層はほぼ逮捕・投獄・処刑されてしまうのです。これを、白色テロ(共産党は赤、国民党は白)と呼びます。この時から、中国国民党による真の台湾侵略が始まったわけです。台湾人は、戦後のこの時期を称してこのように言います。
犬が去って、豚が来た
犬は日本、豚は中国。犬の方が、お行儀がいいです。
今年で、58回目の悲しみと悔しさとしたたかさ。