独身

我が校の1年生は大変仲が良い。仲良さ余って、「シングルの会」(こちらを参照)なる非公認サークルを立ち上げたのは、昨日からこのブログに登場している同級生Y。もともとはシングルベルの会として発足したこの会も、本日第2回目の「シングル・バレンタイン&ホワイトデーの会」、そして来る夏休みには「シングル・ロングバケーションの会」を年間行事としたサークルに育ったわけであります。目標は、会員数3ケタらしい。頑張れよ。私は名誉会員です。


本日の会には上は29歳下は19歳まで色とりどりの15名が参加、「出会いを求めるというよりは、なれ合いで傷をなめ合う」(同級生M)目的で、宮崎随一の繁華街・橘通でイタリアンを食し、その後シダックスでカラオケという、地方中核都市の学生にしては精一杯のゴージャスな夕べを過ごしたのでありました。


一次会のイタリアンでは男子シングル部隊による紙芝居「バレンタインの思い出」が情感たっぷりに演じられ、満場の涙と笑いを誘い、二次会のカラオケでは女子シングル部隊による手作りチョコレートブラウニー争奪カラオケ「恋の歌」対決が行われ、くじ引きできりんさん・ぞうさんしろくまさんの3チームに分けられた我々は死闘を繰り広げたのでありました。


若いきりんさん・しろくまさんがWhiteberry「夏祭り」*1とかSIAM SHADE1/3の純情な感情」などを歌っているのを尻目に、私の属したぞうさんチーム(4名・29歳3人+23歳1人)は、年の功を生かしチェッカーズ「ジュリアに傷心」を歌いつつ一人がその場にあったアルコール飲料を全て飲み干す(10杯程度)という荒技を駆使して見事優勝、女子の手作りケーキと手紙を手にしたのでありました。


先日鹿児島で友人のクラス委員お疲れカラオケに乱入して以来、眠りかけていたカラオケ魂が眼を覚ましかけていた私は、その後もタンブリンの振り方を同級生Mに教えたり、3曲続けて歌ったりと、まるで水を得た魚のように騒ぎ、私のことを


もの静かで徳が高い


などと勘違いしている同級生たちをびっくりさせてしまいました。私はほんとは


悪ノリで手が付けられない


のですよ、みなさん。


結論:こんなのもたまにはいいんでないかい。モンゴルと府中にいるカラオケのお師匠さまたち、ありがとう。

*1:平均年齢がずば抜けて高い我々ぞうさんチームは、この曲がかかったとたん「JITTERIN'JINNだ」と騒いでキョトンとされました。でもね、元歌を知らなければカバーの意味がないと、思うよ。