焼餅

店頭、絶対もっと赤かったはず

焼餅油条、といえば台湾の朝ご飯定番*1ですが、実はこの食べ物、私の伯父(日本語と台湾語しか話せない台湾人)*2に言わせると



シナの食べ物



なのだそうです。台湾人の正当な朝ご飯は、稀飯つまりうっすいおかゆです。私はこれだけはどうも受け付けないのですね。


代わりに受け付けるのが西洋焼餅すなわちピッツァ。幼少の砌には大して喰わせてもらえなかったのですが、17の時アメリカに一年暮らしてから偶さかピッツァの夢まで見るような元気な大人に育ちました。アメリカでよく食べていたのは、ショッピングモール*3によく出店しているSbarroです。スバロ、なんて対向水平エンジンで料理してそうな気がしますがさにあらず。でっかいピッツァとおかわり自由のドリンクバー*4、これは戦争に負けるよネ、などと常套句を日本語でつぶやいてみる、そんなお店でした。もちろん安い、これ、重要。


さて時代は下って2006年、21世紀。私は日本のアメリカことMIYAZAKIにおいてうまいピッツァを発見致しました。大ぶりのピッツァ一切れ180円、アツアツに見える赤いランプの下で*5セルフサービス。その店の名はFoodaly。スーパーハットリーのオシャレバージョンです。歯医者に行った帰りに寄るのにちょうどいいので、いつも何かしら買ってきては歯が痛くてその日には食べられません。つまり、ここのピザは温め直してもなおうまいというわけです。


何だスーパーか、と思った方は襟を正してUMKの前にいらっしゃい。ナショナル・麻布マーケットと見まごうばかりの別世界*6が広がっておりマスですハイ。

*1:これに豆漿または米漿がつくともうサイコー

*2:県知事をしていた父親の実印を勝手に持ち出して土地を売ってブランデー飲んだりしてきた人

*3:要するに、イオン♪

*4:当時の日本にはこの制度は導入されていなかった

*5:確かSbarroもそうだった

*6:まあ、つまり大したことはない