納棺

解剖学実習試験第三回終了。引き続き納棺および実習室の掃除。


お棺を見て、その中に入っていた故人の遺品を見て、自分がこの3ヶ月あまり相対してきたご遺体は、まぎれもなくこの世に生を受け、人生を歩んできた一人の人間であったことを今さらながら心で感じました。同時に、「ご遺体は君たちの初めての患者さんである」と教えられたその言葉が胸の中一杯に広がり、四隅に釘を打ち付けた棺から離れることができなくなりました。


いまも、胸がいっぱいです。ありがとうございました。