設備

jcjil2005-06-28

生まれて初めて持ち込み車検というのをやってみた。今まで私が車検に対してもっていたイメージは、

    • まだ使える部品をごっそり取り替えられてしまうので高い*1
    • 預かりで待たされて、車格の合わない代車を使わざるを得ない*2
    • わざわざ遠くの自動車工場まで半日かけてもっていき、帰りは電車で帰ってくる*3

やなことづくめである。相当の不信感を車検業者に抱いていたので、今回は調査に調査を重ねて、

    • 不要な部品交換をすすめない
    • 代車を出すならば同じ車格のものを出す
    • そもそも行ってその日に終わるメニューを組んでいる

この三条件を譲らずに、U石油の関連工場ベアーズ車検に決めた、という話は二ヶ月前のこの記事ですでに述べたとおり。で、今朝9:00に行ってきてみたらば、


本当に55分で終わった

    • 車をリフトした状態で下回り・足回りチェック
    • 下げてエンジンチェック、その後走行ローラー試験
    • あとは中で新聞を読みつつ出されたお茶を飲んで待つだけ


これで10万切ってるのだから、納得だわ*4


どんどん暑くなってくるのを感じながら、11:00には自宅に帰着。するとアパートの駐車場に見慣れない車が。なんとなーく、機材らしきものを積んでいるし、まわりを見渡してみると他の部屋のベランダで作業をしている人影が。


エアコンだ


素早く事を察知した私は、作業中の人に聞いてみた。

    • jcjil:「○○号室ですけどー、今日、うちもですかねえ?」
    • 作業員:「え、あー、はい、でも、よく、はい」

要領を得ない。続けて、

    • jcjil:「今週中に来やるって言いやった*5かい*6ですよー」
    • 作業員:「あ、今日はですね、□□号室と、あと、あの角の部屋を」
    • jcjil:「はあ」
    • 作業員:「ええ、角の人がクーラー全く使えんって言いやったとです」

その角の部屋の人の申し立てがなければ、今日は私の部屋にもエアコンがつくことになっていたのだろう、まあいいや、暑いの嫌いじゃないし、などと考えて、

    • jcjil:「あ、いやいや、やったらいつ頃いらっしゃるんかなーと思ってですよ」
    • 作業員:「あ、その、はい、えー、別のものが、はい」
    • jcjil:「あ、もっと詳しい方がいらっしゃるんですね」
    • 作業員:「あ、はい、ですです」

どうも奇襲攻撃に弱いらしい。それではと思っておとなしく待っていると、「別のもの」さんが帰ってきたらしく我が家を訪ねて、あ、これなら明日そのまま工事できますワ、といって帰っていった。


その3分後。


「別のもの」さん我が家に戻ってきて曰く、


角部屋入れんかったから今日お宅につけますワ


ラッキィィィィィィ。これ*7がタダでもらえたのだよ*8。茨城バンザイ。


それから早3時間、まだ工事は終わっておらず、すでに外はちょっと涼しくなってきてる。

*1:安心だからね、その方が

*2:マークII預けたのにミラ、とか

*3:懇意にしている工場が遠かったのだ

*4:但し、あと一万キロ以内にブレーキパッドは替えた方がいいと言われたので、一万キロ走ったら替えることにする

*5:宮崎弁解説:「来やる」は現在相、「言いやった」は過去相の尊敬表現で、標準語だと「いらっしゃる」「おっしゃった」、関西弁だと「来はる」「言わはった」にあたる

*6:宮崎弁解説:動詞の語尾につける「かい」は「から」(例)「やかい、ラン!」=「だから、ソフラン!」

*7:kakaku.com調べの結果

*8:なぜタダかについてはこちらの記事をご参照下さい