隠蔽
昼食の後かたづけをしなきゃな、と思い台所へ。食器を洗い終わり、スポンジを置こうとすると、吸盤がはずれたスポンジ受け(レモン色)がガタン、と音を立ててシンクに落ちた。久しぶりに見たスポンジ受けの裏側は、
レモン色ではなく、茶色
ひええええ。とりあえずスポンジ受けを指先でつまんでどかすと、スポンジ受けの蔭になっていた部分のシンクが
銀色ではなく、やはり茶色
ひえええええええええええええええ。どうしましょう。
- 見なかったことにして、学業にいそしむ
- 今使っているスポンジ*1を犠牲にしてシンクを洗う
- 今使っている亀の子タワシ*2を犠牲にしてシンクをこすり上げる
- 今使っていない歯ブラシと歯磨き粉*3を使ってシンクを磨き上げる
どれもしっくり来ない。肩を落としつつ流しの下のもの入れを開けて、新しいスポンジがあるかどうか確認しようとしたら、
発見。救世主現る。これは細密繊維を固めたスポンジで、削れながら汚れを取るため使用後には無くなってしまい不快感も残らないのですね。*4
そして私は、鋭い視点と大胆な取材で長年隠し続けられてきた驚愕の事実を冷静に暴くよみうりテレビの辛坊治郎解説委員のような気分で、台所を掃除したのでありました。*5