休息

jcjil2005-04-21

今日の授業は3限の「医学実験動物学」のみなので、昨日の困憊状態から回復するためにぐっすりと11:00頃まで寝た私は、ゆっくりと朝飯を食べて学校へ向かった。


車の中はすでに蒸し風呂。暑いのはわかるが、なぜ蒸しているのだろう、と首をひねっていたら、ひねった先*1に昨日何気なく干した折りたたみ傘が。そうだ昨日は雨が降っていたのだ、と思いつつ窓を開け、吹き付ける黄砂にも負けずエンジンをかけてハンドルを回そうとするが、


握れない


当地の人はフェイク・ファーなどでできたケバケバしいハンドルカバーをつけていることが多いのだが、それにはファッション性*2以上の意味合いがあったことをほぼ半年ぶりに知る。宮崎では、4月下旬〜10月下旬までは事実上夏なのですね。


学校に着き車から降りて校舎に向かって歩いていくと、幾人もの同級生とすれ違う。みんながみんな、荷物を全部持って駐車場に向かっている、ということは、おまえら帰るのだな、と聞くと、

  • 体調がすぐれないので
  • 明日の組織学の予習をするので
  • どうせ次の授業はテストではなくレポートなので


等々の理由が返ってくる。なるほど。いずれももっともな理由ですね。思えば医学科二年で、一番気を抜いていい授業ですからね。


一瞬迷ったが、思い直して出席することにし、話はどうせ聞いてもつまらない*3ので、まず最初に先日買った「機能を中心とした図説組織学」を用いて明日の組織学実習の予習をし、それからおもむろに「平田オリザの本は、80分で二冊読める」ことを発見。


演劇入門 (講談社現代新書)

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演技と演出 (講談社現代新書)

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4限はUSMLE勉強会。とはいえ、今日はコピーを配ってスケジュール調整をしただけ。

*1:後ろの荷台:私の車はワゴン車

*2:大いに疑問

*3:おかしなことに、この授業の担当教官はPowerPointを使うくせにスライドをまるで進めない…いつも「1.2実験動物学」という文字の背景に籠の中の大きなラットがこちらを向いている写真を映すのである