懐古

温湿布も終わり、テレビでは相変わらずライブドアだのフジテレビだのとうるさいので、飯を食うべく友人と外出。友人は8:30から用事があるので、それまでに昼間探しきれなかった豚しゃぶを、と思ったのですが、キャンペーンが終わっていて安く食べられないことが判明して断念。代わりに鹿児島大学郡元キャンパス近くの喫茶店・Withに繰り込みました。


この店は1990年創業(カップにSince 1990の文字あり)の割りにはレイト・80’Sテイストをきっちりと保っており、そのたたずまいはまるで1994年当時の見覚えある風景を思わせ、思わず友人(実は前の大学の同期)と期待はずれのタイムスリップ感を味わいました。


奥に陣取った我々のテーブルは、懐かしきインベーダーテーブル。尤も、ゲームの内容はインベーダーではなく花札でしたが(1982年ものらしい)。これまたどこかで見たような「ナイトメニュー・600円(コロッケ・海老フライ・白身魚フライ・サラダ・ケチャップスパ・味噌汁・ご飯・お茶・コーヒー)」を食した我々。書棚には、


「ちょっと一言よろしいかしら」(デヴィ・スカルノ
「悪い女かしら 私の幸せ探しの旅」(大林雅子)
「だから、あなたも生きぬいて」(大平光代


のラインナップ。これぞまさに90年代テーマパーク。


おいてある新聞が南日本新聞でなかったら、私たちはてっきり西ヶ原か巣鴨か大塚にいると思い込んだでしょう。